写真用語集

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な行

流し撮り 【ながしどり】
動体の進行方向にあわせて、カメラで追いかけるように動かしながらシャッターを切る方法。
長玉 【ながたま】
焦点距離の長い、望遠系レンズのこと。
なめる
被写体の手前に小物や花などを配置し、「何か」越しに撮影すること。
軟調 【なんちょう】
光が弱く影も出ていないソフトな描写の写真のことで、花などの撮影に適しています。 (⇔硬調
ニコパチ
モデルが「ニコッ」と笑った瞬間を「パチッ」と撮影すること。
日中シンクロ 【にっちゅうシンクロ】
日中屋外で、太陽光に併用してフラッシュを補助光とし、シンクロ撮影をすること。主被写体と背景の露出を同じにする。
ニュートンリング
引伸機を使ってプリントをする場合、フィルムをはさむのがネガキャリアだが、このネガキャリアのなかにはガラスでフィルムの両面を圧着するタイプがある。このガラスネガキャリアでは、フィルムに湿気があると、プリントした印画紙に干渉縞が出てしまうことがある。これをニュートンリングといい、防止するにはフィルムをきちんと乾燥してからネガキャリアにはさみ込む必要がある。フラットベッドタイプのスキャナによるスキャニングでも同様の干渉縞が出ることがある。
入射光式露出計 【にゅうしゃこうしきろしゅつけい】
一眼レフカメラに内蔵された露出計は、被写体に当たった光が反射した量を測る反射光式露出計だが、これに対して被写体に当たる光を直接測るのが入射光式露出計である。被写体の反射率の影響を受けないため、色による露出の誤差を防げる。単体露出計を使って測る。
入射瞳 【にゅうしゃとう】
レンズを通る光束のうち、絞り穴を通る光がレンズ前面に作る直径のこと。こう書くとむずかしいが、簡単に言うと、絞りによって決まるレンズの有効な口径のことである。このため、「有効口径」と呼ばれることもあり、レンズの開放F値を決めるための基礎的な数値である。
抜け 【ぬけ】
はっきりとクリアに見え、鮮明に見える写真のこと。広角レンズを使用して、絞り値をF11くらいに設定して撮影すると抜けのいい写真が撮影できる。
盗み撮り 【ぬすみどり】
被写体に気づかれないように、ひっそりとすばやく写す方法
ネイチャーフォト
大地の自然の営みを写す写真で、野性動物、野鳥、昆虫、野草、野の花、これらを育む自然の景観、水中の世界など、望遠からマクロの世界まで無限の被写体がある。一般的には近づきやすい草花や野鳥の撮影に人気が集まる。
ネガ
ネガティブ、陰画。一般には、フィルム原判の通称として使われる。
ネガカラーフィルム
カラーフィルムとして一般的に使用されているフィルムのこと。現像後のフィルムはオレンジ色のマスクがかかり、明暗が反転されて、色も捕色で記録される。これを印画紙に焼き付けることで、正常な色調のプリントを得ることができる。プリントのときに露出や色合いを補正できるのがメリット。撮影時の露出や色補正テクニックを細やかに表現したいときには向かない。
ねむい
ネガや印画紙のハイライトからシャドウまでの調子が一様で、変化が乏しく、さえない状態
ノーファインダー撮影 【のーふぁいんだーさつえい】
距離や範囲の目安をつけてファインダーを覗かない撮影方法。
ノイズ
noise。画質を劣化させる要素のひとつ。「雑音」の意味から派生して、デジタル写真では被写体の画像信号にまったく関係のない有害な画像情報をいう。星のような小さなツブツブがでたり、均一なはずの被写体部分に色ムラが出たりする。撮影感度をアップしたり、長時間露出をすると目立ちやすくなる。
ノクトビジョン
赤外線暗視装置。赤外線を利用して暗闇の中でもものが見える装置。